世の中に溢れるロゴマーク。
この実験室では様々な角度からロゴマークを無責任に実験・考察してみようと思う。
さっそっくレポートを・・・
いかがだろうか?
今回は誰もが知るであろうガソリンスタンドのロゴマークと看板である。
少しおもしろ画像みたいになってしまったが検証の意図は次にある。
世の中に数多くあるロゴマークの中で、
マークのモチーフになっている物と企業との間に、イメージ的に何の繋がりのないものが少なくない。
しかし、実際には強い印象を持ったロゴマークとして機能している。
そこで無理やり補助情報を足して、その繋がりを強引に断ってみようというものである。
さて、ご覧いただいてどうだろうか?
マークは単純に貝しか描かれていない。追加情報により「ホタテ貝」であることもわかる。
産地別の価格も提示されている。
情報を整理すれば「ホタテ貝専門店」以外にありえないほど明確であるのに・・・
素直に納得できないだろう。本当にホタテ貝が売っているのか?食べて大丈夫なのか?
どうしても違和感がするのは当たり前だろうと思う方は、大型看板というバイアスはあるものの、
ロゴマークによるイメージの電波を素直に受け入れている人であるといえるだろう。
特定の物を特定のタッチで表現するだけで特定の企業がイメージされる。
そしてそれは、そこにある本来の意味の文字情報よりも強いものになる。
これがロゴマークの力、イメージの電波力です。
あなどるなかれロゴマークの力・・・
2015/5/19 室長:笹澤
追伸:昭和シェル石油さん、すいません。