世の中に溢れるロゴマーク。
この実験室では様々な角度からロゴマークを無責任に実験・考察してみようと思う。
さっそっくレポートを・・・
いかがだろうか?
今回の実験はパッと見では実験の意図が掴みにくかったかもしれない。
今回のテーマは正月感。ロゴマークの正月アレンジである。
原則として、以下の2つを守ってみた。
・マークの形そのものは変えないこと。
・最小限の変更にとどめる事。
私の予想では「色の変更」だけで十分。しかも「赤一色のみ」だ。
日本人の感覚に刻み込まれている「紅白」の縁起と、正月の紅白カラーリングの露出度。
この2つが前提としてあるから、どんなロゴマークであれ「赤一色アレンジ」
この変更だけで「正月感」は完成するはずである…
だから検証にはなるべく「赤」のイメージからかけ離れているロゴを使用してみた。
結果としては…見ていただいたとおり。
私の予想の「赤一色アレンジ」だけでは少々足りなかった。
いつもと違う「赤色」だけでは、「正月」までイメージを引っ張るには多少強引なようだ。
何かしらの正月イメージのするシンボルが必要ということだ。
そこで「正月のイメージ」を持つマークをロゴマークにはからめずに、
隣においてみたものが冒頭にご覧いただいた検証画像である。
これで今回のテーマである「正月感」まで引き出せたと思う。
今回の検証からロゴマークが持つイメージは雄弁であるが、
扱いはとても繊細であるということが改めてわかった。
なんとも興味が尽きない研究テーマである。
これがロゴマークの力、イメージの電波力です。
あなどるなかれロゴマークの力・・・
2016/1/5 室長:笹澤
追伸:ラコステさん、ローソンさん、インテルさん、すいません。