世の中に溢れるロゴマーク。
この実験室では様々な角度からロゴマークを無責任に実験・考察してみようと思う。
さっそっくレポートを・・・
いかがだろうか？
今回はお分かりのように、ある有名配送業者のロゴマークを題材にさせていただいた。
とても個性的なロゴマークなので、「黒い猫が子猫をくわえて横を向いている」だけで、
この企業を想像させるのではないだろうか。
この大まかな「黒い猫が子猫をくわえて横を向いている」イメージはとても強いので、
デザインの細かいところまで記憶できなくてもロゴマークとして有効なのです。
そこで今回の検証画像に戻りますが、お分かりになっただろうか。
もちろんオリジナルのロゴマークに手を加えて変更してあるのだが・・・ 一体どこが違うのか？
正解を調べる前にどこがどう違うかよく思い出してほしい。
さて、正解はどうでしたか？
思っていた以上に違かったのではないでしょうか？
オリジナルには髭はないし、顔の形も違う。
なによりオリジナルそのままのところが一切無いものなのだ。
しかし、「黒い猫が子猫をくわえて横を向いている」という事と、
色と、シルエット的なイラストでまとめる事で、細かい再現などしなくても、
見る人の記憶の中にある有名なロゴマークのイメージを引っ張り出せるのである。
これもロゴマークの力、イメージの電波力です。
あなどるなかれロゴマークの力・・・
2016/5/3 室長：笹澤
追伸：クロネコヤマトさん、すいません。