世の中に溢れるロゴマーク。
この実験室では様々な角度からロゴマークを無責任に実験・考察してみようと思う。
さっそっくレポートを・・・
今回は世界的に有名なグラビア誌のロゴマークで検証してみた。
黒一色に簡略したウサギの横顔。
さらに首元には蝶ネクタイとくれば、多くの人はすぐにブランドを思い浮かべるだろう。
この強い印象、おそらくは黒一色のシルエットと蝶ネクタイが与えるものだろうという
仮説を立てみた。
そこで黒のシルエットと蝶ネクタイがあれば、ウサギのモチーフを他のものに変えてみても
ブランドの雰囲気またはそのブランド自体を想像出来るか検証したものである。
結果はご覧のとおりで、全く違和感のないものになった。
・・・ということは、ウサギのモチーフ自体は人々にあまり印象を残していないのか?
という疑問が出てくるが、これは大きな間違いである。
実はここに今回の検証の2つ目の意図が隠されている。
このウサギをモチーフにしたBunny headだが、
実際はこんなデザインではない。もっとシンプルな形をしている。
要するに「ウサギの横顔」という大まかなイメージであれば、
その形は関係ない、というくらいに強い印象を与えているということ。
ロゴマークのモチーフ自体もイメージの強さに大きく影響するのです。
これがロゴマークの力、イメージの電波力です。
あなどるなかれロゴマークの力・・・
2015/10/3 室長:笹澤
追伸:PLAYBOYさん、すいません。